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Yaesu FT-5800
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表示できない
まず切れていたランプ3個をLEDに変更した。
使用したLEDは白色の角型 角型を選択したのは、丸型だと広域型でも横方向に光が出にくいが角型だと横方向にも光が導かれるため。 |
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フロントパネル内部の基板はこんな感じ
FT-4700と似た構造だ。ちなみにマイクのピンアサインも同じ。 使用していたランプは3個 ランプのリード線をスルーホールに通しているので穴は小さい LEDの足は四角(□)で少し太いので入らない よって、細いリード線を使って先に足を出しておいて、そこにLEDと電流制限抵抗を付けるようにした。9V点灯なので抵抗は480Ωにした。 左端にあるロータリーエンコーダーが接点式であり接触不良を起して回転時の周波数変化が不規則になっていたので接点をクリーニングした。 |
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パターン面を見ると、なにやら白くなっていたので清掃した。 冠水の後でこう見えることが有るが、白い皮膜?が薄いのでこれは違うようだ。 バックアップ電池の雰囲気によるものかもしれない。 写っていないが右隣のICの表面まで白くなっていた。 電池電圧は3.2V有ったので、もしかしたら一度交換したかも。 |
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ファイナルユニットのシールドも外して全体を見渡したところ。
ところで1200MHzでは放熱とアースのどちらを優先して考えるか? できれば放熱板(シャーシ)とパワーユニットの接触面を研磨してサーマルコンパウンドを不要にしたいところだが、所有している道具ではそこまで平面を出せない。 今のところちゃんと動作しているようなので熱破損するよりはこのままそっとしておいた方がいいかも。 |
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この辺りも少し白い部分あり。
まあ、拭き取れば綺麗になるので問題はない。 |
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その他の処置
430MHz側のLowパワーが定格だと5Wなのだが2.5Wに下げておいた。調整による最低パワーはここまでしか下がらなかった。 シールドケース等の金属部に手の跡が残ったので金属磨きで清掃をした。 一部にネジロックが切れている部分が有ったので締め圧を確認してロックしておいた。 |
未着手の処置
スケルチが開く瞬間だけパタッというアタック音がするがそういう特性なのか。 回路から想像するに、スケルチ回路がICスイッチ式でOFF時に前段のカップリングコンデンサーのDC分を逃がすための対アース間にシャント抵抗が無いようで、その所為かな?と想像しているがAFユニットというサブ基板の中なので手を付けなかった。 |
調整資料はFT-6200と同じだがFT-5200のものが参考になる。(FT-4800のページにある)