TRIO TR-9500
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カテゴリー |
UHFトランシーバー |
送信周波数 |
430MHz帯 |
受信周波数 |
430MHz帯 |
電波形式 |
FM SSB CW |
出力 |
最大10W |
アンテナインピーダンス |
50Ω N型 |
電源電圧 |
13.8V DC |
消費電流 |
受信時 0.7A 送信時最大 3.8A
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サイズ(幅×高さ×奥行): |
170×68×241 mm 突起物含む |
重量 |
2.7 Kg |
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掲載している症例と作業
1、アンテナコネクターをN型に交換
2、メーター照明のLED化
3、不調
アンテナコネクターをN型に交換
アンテナコネクターをN型に変えるにあたって、インピーダンスマッチングのため傍にある2PFを削除した。
(左図の赤枠マーク)
メーター照明のLED化
メーターのバックライトを白色LEDに変更した。
TR-9000と同様にメーターの目盛が写るように絞って撮影してある。肉眼より明るく写っている感じだ。
このモデルの電球は細長いタイプなので、白色角型LED2個を5mm位離して合い向かいにし、メンディングテープを2重に巻いた。
また小さい範囲を照らすので照度を落とすため、2個を直列とし電流制限抵抗も6.1KΩと大きい値を設定し約1.5mAしか流れていないがちょうど良いようだ。(作業はTR-9300と同じ)
不調
この製品は古くなってくると周波数が飛ぶという噂がある。
トリマーやVRで周波数設定をしているので古くなると接触不良によるズレが出ても仕方がないと思う。
特にキャリアユニットのトリマーTC1(6pF)がショボいし元々クリチカルな容量設定なのでFM時の周波数ズレが起こりやすくなっている。
何かのついでの時に新しいトリマーに交換することと容量分散をして改善しておくことをお勧めする。
久しぶりに点検したらレピーター用のトーンが印加されていなかった。
送信周波数をモニターしてみたが全く無音なので取り付けた頃を思い出しながら調べてみた。
取り付けたトーンユニットは一体型のユニットで分解できないタイプであり出力レベル調整用のポテンションメーターのネジしか見えない。
少し音量を上げる方向に回転させてレピーターが反応するレベルにした。
多回転VRでも接触不良が発生していたようで、その後は問題なくアクセスできている。
調整資料