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工具類

半田ごて

最も使用頻度が高いコテで長い間使い慣れている。
リークがほとんどないセラミックヒーターなので半導体の静電破壊を防止できる。
60Wと30Wが有ればほとんどの作業に対応できる。

こて先はボンコートのCタイプが使い慣れている。
常にハンダが乗るように表面処理されているので、水分を含んだクリーニング用の海綿体みたいなクリーナーに軽くこするだけで綺麗になる。
また先端が減ることも非常に少なく長持ちするのでほとんどメンテがいらない。

半田ごて

チップ部品を扱うときなど小さなコテ先が必要な場合に使用する。
ヒーターはセラミックで、底面の丸いところに温度設定つまみがある。

このこて先も細いサイズのボンコートでCタイプにしている。
半田ごて

電源が取れない屋外やアンテナ設置場所などで使用する。
ガス式で、構造はライターに近い。
昇温が速く、温度も高いので太い線材や広い面積でもすばやく半田処理ができる。

コテ先を変えればホットブローとしても使用可能なのでフラットICの取り外しに使用する事もある。
長期間使用するとガスフィルターが目詰まりすることがあり、その場合はフィルターユニットを交換することになる。
半田吸い取り器

電動ポンプ式で吸い取る構造になっている。
スルーホール基板などの部品交換に威力を発揮する。
最大450℃まで設定できるのでハンダを瞬時に吸い取ることもできる。
ノズルは0.8mmと1.0mmが有れば大体の基板に対応できる。

足の本数が多いICやLCDがスルーホール基板に付いている場合は、これが無いと基板を痛めてしまうので、短時間でパターンを痛めずに綺麗な作業をするために必要。

吸い取ったハンダが溜まるガラスの筒は頻繁に掃除した方が良く、金属フィルターも適時変えた方がよい。またノズルも詰まる事があるので詰まる前にクリーニング棒を差し込んで綺麗な状態を維持した方が長持ちする。
半田吸い取り線

パターンへの加熱を抑えたい時に使用する。
この網線自体で放熱するので1点だけの過熱を避けることができる。
銅の網線にフラックスのような液をしみ込ませ、毛細管現象とハンダの吸着を促進させたもの。
幅は2mmのものと3mmのものを多用している。

短時間でも加熱をするとパターンが剥離してしまいそうな小さく細いパターンのハンダを除去する時に使用する。
また部品を外した後のランドを平らにする時にも使用できる。
トルクドライバー

精密ネジを扱う場合に必要なトルク設定付きのドライバー。
ビットは交換可能で、主に2mm以下のビスを扱う場合に使用する。
緩める時はクラッチが利かず、締める時には設定した締め付けトルクを超えると空回りするようになっている。

故障することもなくメンテもいらないようだ。
ヘッドクリーナー

テープデッキやビデオデッキのヘッド汚れをクリーニングするもの。
長さが20cmくらいの竹製で、先にレザーが巻いてあり綿棒のように繊維が残ることがないので特にビデオヘッドのチップ清掃には便利に使用している。

色に意味はないが何となくオーディオ用とビデオ用に識別して使用している。
先端が汚れてきたら捨てて新しいものを使用する。
ドリルの刃

特に照明用のランプをLEDに交換する時など、ハンダ吸い取り機や吸い取り線だけでは新しいLEDを刺せない時があるので、必要に応じて0.5mmや1.0mmのドリル刃で穴を綺麗にする為に使用する。

写真上:0.5mm
写真下:1.0mm




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