トップページ >新スプリアス規格って?

新スプリアス規格

電波法が改定されてスプリアス量の規制が強化されたようなので、総務省の資料を拝借して備忘録として書いておくことにした。



【何が変わったの?】


今まではAとBの区別なく帯域外全体の主に高調波を見ていれば良かったのだが、これからはAとBの領域についてそれぞれの新たな規格を満たす必要がある。
受信動作にはローノイズのための努力を惜しまなかったが送信動作においては追い込むことはしていなかったと思う。
特にBの領域は発振回路のピュリティーやPLLのジッター、フィルター特性と実装方法、瞬間的な過変調やオーバードライブなどあらゆる回路の質を高める必要があるのだが、仮に質のよい組み換えが出来たとしても今まで使用してきたスペアナなどの測定器類では分解能が不足して正しい値を測定することができない。
かといって何百万円も投資して計測器類を最新のものに入れ替えてまで自作機器で局免を申請するのはコスパ的なハードルが非常に高くなった。



【どんな規格なのか?】

一応は技士である以上、指定事項を把握しておく必要があるため資料から新規格を抜粋してみた。



 


inserted by FC2 system