TRIO TR-9000
|
カテゴリー |
VHFトランシーバー |
送信周波数 |
144MHz帯 |
受信周波数 |
144MHz帯 |
電波形式 |
FM SSB CW |
出力 |
最大10W |
アンテナインピーダンス |
50Ω |
電源電圧 |
13.8V DC |
消費電流 |
受信時: 0.4A 送信時最大 2.9A
|
サイズ(幅×高さ×奥行): |
170×68×234 mm 突起物含む |
重量 |
2.5 Kg |
|
掲載している症例と作業
1、メーター照明のLED化
2、総合整備
照明のLED化
メーターのバックライトをLEDに変更した。
メーターの目盛が写るように絞って撮影してある。肉眼より明るく写っている感じだ。
このモデルの電球は細長いタイプなので、白色角型LED2個を5mm位離して合い向かいにし、メンディングテープを2重に巻いた。
また小さい範囲を照らすので照度を落とすため、2個を直列とし電流制限抵抗も6.1KΩと大きい値を設定し約1.5mAしか流れていないがちょうど良いようだ。(作業はTR-9300と同じ)
総合整備
まず前面パネルを取り外す。 つまみ類と一緒にパネルも洗剤で水洗いをする。
よく見るとアクリル部分にスリキズがあるので磨く。 ついでにコネクターのネジ部も磨いておこう。
あちこちに使われている2SC460を交換する。
このシリーズは基板ごとに取り外しが容易なのでサービス性が非常に良く、またしっかりした造りなので整備のし甲斐がある。
キャリアユニットを取り外して2SC460の交換作業を始める。ついでに電源系のケミコンを何個か交換しておく。
PLL基板 ドライブ基板
IF基板
コントロール基板も一応点検する 少し手を入れた形跡があるが周波数の拡張などは実施されていない。
いったん束線バンドを切って作業したので束線し直す。
全調整を行い、しばらくエージングをして完了。
調整資料